重大(critical)とされるLinuxカーネルの欠陥をめぐり、CanonicalはUbuntu向けの修正を進めている。ただしその対応は、Debianをはじめ他のディストリビューションが修正を提供してから数週間を経てのものだった。
OMG! Ubuntuの報道によると、修正を待たされたユーザーの間では不満と批判が噴出しており、対応速度をめぐる議論になっている。
ディストリビューション選定では、サポート期間や管理ツールと並んで、セキュリティ修正の到達速度が実務上の差を生む。Ubuntuの長期サポート(LTS)を運用する企業では、CVE情報の監視、該当カーネル更新の適用手順、緊急時の暫定的な緩和策を確認しておくことが重要である。